マス・メディア論T 〜メディアは変わる、世界は変わる〜 |
毎週 火曜日 3時限(13:30〜15:00) 9−353教室 |
2007/06/18 更新
■5月22日(第5回)までに下記資料をチェックのこと
メディア界再編の波/米欧メディア再編の動き/苦境の米紙
第4−6回授業追加文献
佐藤卓己『メディア社会』(岩波新書新赤版1022、2006)
樺島郁夫・竹下俊郎・芹川洋一『メディアと政治』(有斐閣アルマ、2007)
本講義は、現代社会に大きな影響を及ぼしているマス・メディアの機能と役割、そして諸問題を多角的に検討することを目的とする。本年度はマス・メディアを介した国際間の情報流通の諸問題を手がかりにして、国際間のコミュニケーションの諸問題を考える。異なる政治経済体制国々、歴史や文化を異にする国々のなかで南北問題や開発問題など、さまざまな局面にみられる国際間のコミュニケーションの問題を扱う。そのなかで、国際間のコミュニケーションのあり方、マス・メディアのあり方、マス・メディアへの接し方を学ぶ場とする。 |
出席状況(20%)、授業参画(10%)、リアクションペーパー(10%)、レポート(10%)、春学期末試験(定期試験期間中)(50%) 欠席が3分の1を超えないように |
授業日程:2007年度春期
4月 | 17日 | 24日 | ||||
5月 | 1日 | 8日 | 22日 | 29日 | 5/15=全学休講 | |
6月 | 5日 | 12日 | 19日 | 26日 | ||
7月 | 3日 | 10日 | 17日 |
講義(テーマ) 以下は予定である
第1回 | オリエンテーション | 2006年マスコミ関係書回顧 2005年マスコミ関係書回顧 |
週刊読書人 |
朝日新聞社(編)『新聞なんていらない?』 | 図書新聞2006年1月1日号所収 | ||
第2-3回 | マス・コミュニケーション/ マス・メディア |
2年までのレビュー 春原昭彦・武市英雄編著『ゼミナール 日本のマス・メディア』【第2版】(共著、日本評論社) |
マス・コミュニケーション |
石井寛治『情報と国家・企業』(日本史リブレット60、山川出版社、2002) | |||
藤竹 暁(1992)『マス・メディアと現代』 | |||
吉見俊哉・水越伸『メディア』(1997) 私は貝になりたい(岡本愛彦、昭33) メディアと映画 ◎「大統領の陰謀」映画の中の新聞記者はこちら 加藤久晴『映画のなかのメディア』(大月書店、2002) 「ローマの休日」から「インターネット」まで 映画の中のマス・メディア |
第4-6回 | マス・メディア産業 日本/世界のマス・メディア Present Media Owner in the World (CJR) |
グローバル社会とメディア産業 ■鈴木雄雅「グローバリズム化時代の情報格差」 武市英雄・原寿雄(編)『グローバル社会とメディア』(ミネルヴァ書房、2003)第8章 ■テキストT第5章、第6章、テキストU第16章 「マス・メディア企業の国際支配を考える」『マス・コミュニケーション研究』No.56 (2000) 「国際コミュニケーション論の再考と展望(3)」『コミュニケーション論』No.32(2002/3) 「国際コミュニケーション論の再考と展望(2)」 『コミュニケーション研究』No.31(共同執筆、2001/3) 「国際コミュニケーション論の再考と展望」 『コミュニケーション研究』No.30(共同執筆、2000/3) 「R.マードックのメディア戦略――”ダーティー・ディッガー” から世界のメディア王へ」 『海外事情』(拓殖大学海外事情研究所)1999年9月号、pp.38-51. 鈴木弘貴「グローバル・ジャーナリズム」田村・林・大井(編)『現代ジャーナリズムを学ぶ人のために』(世界思想社、2004) NewsCorp. |
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湯浅正敏ほか『メディア産業論』(有斐閣コンパクト、2006) | |||
追加文献 | 『マス・コミュニケーション研究』 第39号(1990年) |
「国際コミュニケーション論 国際コミュニケーション研究を振り返る」(鶴木眞) | |
同 第50号(1997年) | 「国際コミュニケーション論」(本多周爾・白水繁彦) | ||
同 第51号(1997年) | 特集T「ポスト冷戦時代の国際コミュニケーション論」所収の4論文(鶴木眞・伊藤陽一・藤田博司・坂井定雄) | ||
同 第58号(2001年) | 特集「情報技術の進展とメディア秩序の変容」所収の4論文(内藤耕・山口秀夫・広瀬英彦・水越伸/金亮都/劉雪雁) |
第7回〜 | グローバリゼーションとメディアを考える | 情報のグローバル化 ナショナリズムとメディア |
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マス・メディアの国際性を考える |
テレビ番組の国際フロー | 参考文献2 | |
韓国におけるテレビ番組の輸出政策について −韓国における放送環境の変化と日本のテレビ番組輸入政策を中心に− (李錬) |
財) 放送番組国際交流センター JAMCO |